これらの取り組みを重ねた結果、Baku様はわずか2年足らずで社員・アルバイト合わせて約15名規模の組織へと成長し、売上も当時の数倍へ拡大しました。
何より大きな変化は、川辺社長自身の役割の進化です。現場作業の多くを信頼できる従業員たちに任せられるようになったことで、社長自らが「現場の痛みがわかる信頼性の高い営業トップ」として先頭に立ち、会社全体の成長を牽引する本来の“経営者”としての時間を手に入れました。
支援事例 株式会社Baku様
職人社長が“経営者”へと脱皮した軌跡
株式会社Bakuの川辺社長との出会いは、2025年の春でした。知人の営業担当からご紹介いただいたその若きリーダーが口にした第一声は、今でも鮮明に記憶に残っています。
「すごい頑張っているのに、全然楽にならないんです」
当時、Baku様は川辺社長、社員1名、アルバイト1名の計3名体制の小さな清掃会社でした。川辺社長は特殊清掃の現場で過酷な経験を積み、卓越した技術を磨き上げた本物の「職人」です。当初の依頼は、社長が持つその高い清掃技術を部下に伝承(スキルトランスファー)し、新規の案件開拓を進めるための「業務コンサルティング」でした。
プロジェクトを進める中で見えてきたのは、単なる清掃技術の共有だけでは根本的な解決にならないという事実でした。真の課題は、「すべての業務が社長個人の腕と時間に依存(属人化)してしまっていること」だったのです。
そこで私は当初の計画をより本質的な組織づくりへと再定義し、次の方向へと舵を切りました。
現場の事実と数字に向き合い、具体的には以下の施策を愚直に進めました。
これらの取り組みを重ねた結果、Baku様はわずか2年足らずで社員・アルバイト合わせて約15名規模の組織へと成長し、売上も当時の数倍へ拡大しました。
何より大きな変化は、川辺社長自身の役割の進化です。現場作業の多くを信頼できる従業員たちに任せられるようになったことで、社長自らが「現場の痛みがわかる信頼性の高い営業トップ」として先頭に立ち、会社全体の成長を牽引する本来の“経営者”としての時間を手に入れました。
株式会社Baku様は、若くエネルギーに満ちあふれた素晴らしいチームです。私という外部の人間が関わらなくても、数年の時間をかければ同じ規模に到達されていたかもしれません。
しかし、経営経験が浅かった当時の川辺社長に客観的な数字の整理と組織の仕組みを提供したことで、成長までの試行錯誤のプロセスを短縮し、会社が持つエネルギーを一気に加速させることができたと自負しています。
コンサルティングが提供できる最大の価値の一つは、「成長までの時間を買うこと」です。
Baku様の躍進は、その確かな成功例の一つとして、今でも私の大きな誇りです。
役割 週1回の定例会議の進行役として、数字・契約・組織・Webまで横断して経営を支援。経営課題を継続的に話し合いながら、経営者の判断を支える形で伴走しています。
売上・費用などの経営数値を整理し、経営者が状況をすぐに把握できる管理の仕組みを整えました。集計して終わりにせず、日々の判断に使える形にしています。
事業拡大にあたり、売上だけでなく事業全体の収益性と継続性を見ながら、運営方針を一緒に検討しました。
経営者が担う業務と従業員に任せられる業務を整理し、人員の増加に合わせて役割分担と現場管理のあり方を見直しました。
既存サービスの内容と提供方法を整理し、お客様への提案やサービス内容を明確にして、事業拡大に対応できる体制づくりを支援しました。
川辺社長が作成した福岡の民泊清掃事業の実績管理シートについて、整備を手伝い、施設別の売上・人件費・経費・稼働を毎月集計する運用を支えています。事務や会議の時間も稼働に含める運用にそろえました。
取引先の単価改定に合わせて収支を試算し直し、利益率の目標を決めました。時給改定の許容範囲の試算や、技術指導料などの値付けも助言しています。
取引先との契約にあたり、作業範囲や対象外となる項目など、事前に確認しておくべき点の整理を支援しました。
取り組む順番を「人 → マーケティング → 営業」と整理。求人と労務の体制づくり、事業部間で人員を融通するときの単価の考え方の整理を支援しました。
法人向け定期清掃・特殊清掃の特設ページとパンフレットを制作し、契約時に確認すべき事項の整理も支援しました。アクセス解析で効果を測れる状態にしています。
Google Workspace・共有ドライブの導入を支援し、業務が円滑に回る仕組みを提供しました。